横浜市は、慶長型地震による津波をモデルに津波避難対象区域図を作成している。〇か×か。
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横浜市では、市内に最大級の津波をもたらす地震として1605年に起きた「慶長型地震」をモデルとして想定されています。横浜市到達時の最大波高は5メートに迫ると想定され、その被害は、横浜駅周辺にも浸水が及ぶと予想されています。また、慶長地震は震度が小さいのに大きな津波が押し寄せる「津波地震」だったと考えられています。津波は揺れの大きさと比例しないことがあると認識しておきましょう。津波に対しては日頃の心構えと、避難方法および避難場所を知っておくことが重要です。
胸骨圧迫のポイントは、「強く」「速く」「絶え間なく」の3つである。○か×か。
強く:およそ5センチ沈み込む強さ、速く:1分間に110回~120回、絶え間なく:AEDの解析時以外 のポイントに気を付けて行いましょう。
「自助」「共助」「公助」のうち、「自助」とは自分自身の身の安全を守ることですが、この中には家族も含まれる。〇か×か。
「自助」には、自分自身だけではなく家族も含まれます。また、「共助」は、地域や近隣の人々と助け合うこと、「公助」は市役所や消防・警察による救助活動や支援物資の提供など、公的支援のことを言います。
高層ビルは丈夫なため、大きな地震が発生しても安全である。〇か×か。
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高層階では、大きくゆっくりした揺れである長周期地震動により、家具類が倒れたり、落ちたりする危険に加え、大きく移動したりする危険があります。突っ張り棒やL時金具など家具転倒防止器具を設置したり、ガラスの飛散防止用フィルムを貼るなどの対策を行いましょう。
横浜市には、災害時に飲料水を得ることができる給水所の場所を記した、「災害時給水マップ」が準備されている。〇か×か。
パソコンやスマートフォンから「災害時給水マップ」にアクセスすると、各区の災害時給水ポイントを調べることができます。「はまピョンマップ」や「ロケスマ」といって横浜市水道局が情報を提供しています。また、災害時給水マップは各区役所で受け取ることも可能です。災害時に備えて、おうちの近くの給水所を「はまピョンマップ」や「ロケスマ」で確認し活用しましょう。
電極パッドは、薄い肌着であればその上から貼っててもよい。○か×か。
電極パッドは、必ず肌に密着させるように貼ってください。
緊急地震速報は、震度5以上の揺れが予想される地域に対して発表される。〇か×か。
緊急地震速報は、震度5弱以上の揺れが予想されるときに、震度4以上の揺れが予想される地域に対して発表されます。速報が鳴ったら、頭を保護しながら丈夫な机の下などに隠れ、扉を開けて避難路を確保しましょう。
ビルの高層階では、大きくゆっくりとした揺れが発生することがある。〇か×か。
地震発生から生死を分ける境と言われている日数は5日である。〇か×か。
地震発生から72時間。すなわち3日間が生死を分ける境と言われています。大地震発生時には、消防車・救急車がすぐに現場に駆け付けられるとは限りません。そんな時は、隣近所の助け合いが大きな力となります。日頃から、身近な人とコミュニケーションをとることが大切です。
横浜の市域は大部分の道がアスファルト道路などで覆われているため、内水氾濫しやすい。〇か×か。
答えは「○」です。横浜の市域は市街化の進展により、大部分がアスファルト道路に覆われ、雨水が地中に浸透しにくくなっています。このため、集中豪雨等により河川や下水の排水処理能力を超えた雨水は低い場所に集まり、短時間のうちに浸水の危険が高まりますので、雨の降り方には十分注意し、早めの判断・行動を心がけましょう。