横浜市は沿岸地域を中心に「海抜標示」を設置している。〇か×か。
【】◯
津波から命を守るためには、より早く今より高い場所への避難が重要であるため、今自分がどのくらいの高さの場所にいるかを知っておくことが大切です。沿岸地域を中心に設置している「海抜標示」や横浜市のホームページに掲載している「わいわい防災マップ」などで、自らの生活圏や普段よく訪れる場所などの高さを確認しておきましょう。
消火器で消火するときは、逃げ道を確保してから行う。○か✕か。
万が一消火できなかった時のために、かならず逃げ道を確認してから消火しましょう。
横浜市の想定地震では、火災被害により77,700棟以上が消失すると予想されている。〇か×か。
答えは「○」です。横浜市では、地震時の火災被害が一部の地域に集中することがわかっています。重点的に火災対策が必要な地域として『重点対策地域や対策地域』を定めています。
想定地震マップで、自分の住んでいる所が震度5弱と想定されていたので、それ以上の揺れは起きない。〇か×か。
【】✕
マップはあくまでも想定です。いつ・どこで・どのような規模の地震が発生するかを予想することは困難です。自分の住んでいる所が比較的低い震度と表示されている地域の皆様も、日頃から十分な備えをしておくことが大切です。
AEDは、専門の知識がないと使えない。〇か×か。
AEDは電源を入れるかフタを開けると自動で音声ガイドが流れ、実施すべきことを指示してくれるため、一般市民の方でも使用できます。傷病者へのAEDの使用は1分1秒を争い、救急車が来る前にいち早く救命処置を開始することが非常に重要になってくるので、積極的な使用をお願いします。
災害発生時、火災被害を防ぐには燃えにくい建物にすることが重要である。〇か×か。
火災被害を防ぐには建物を不燃化することが重要です。横浜市では「不燃化推進地域」等において、建物を取り壊す、建て替えるまたは改修する際に、最大で300万円まで補助金を交付しています。対象地域の確認は、横浜市のホームページをご参照ください。
横浜の市域は大部分の道がアスファルト道路などで覆われているため、内水氾濫しやすい。〇か×か。
答えは「○」です。横浜の市域は市街化の進展により、大部分がアスファルト道路に覆われ、雨水が地中に浸透しにくくなっています。このため、集中豪雨等により河川や下水の排水処理能力を超えた雨水は低い場所に集まり、短時間のうちに浸水の危険が高まりますので、雨の降り方には十分注意し、早めの判断・行動を心がけましょう。
災害時に安否確認ができる災害用伝言ダイヤルの番号は「171」である。〇か×か。
災害用伝言ダイヤルとは、災害時に被災地への通信が増加し、つながりにくい状況になった場合に提供が開始される声の伝言板です。体験利用日も設けられているので、家族や友人、職場の方々と使い方を確認したり、災害時の安否確認方法を予め決めておくなど、日頃からいざという時に備えるようにしましょう。
たばこの火は、とても小さく、炎を上げずに燃焼しているため、大きな火災につながる恐れはない。○か✕か。
1本のタバコの火によって、大きな火災となったケースも発生しています。
横浜市では、津波浸水予測区域に津波警報などを知らせるスピーカーを設置している。〇か×か。
横浜市では、津波浸水予告区域に津波警報などを知らせるスピーカーを設置しています。しかし、津波警報が発表される前に津波が到達した事例もあります。そのため、津波警報や避難指示等が出されていない場合でも、大きな揺れや長い揺れを感じた時は、避難行動をとる心構えが重要です。