住宅用火災警報器は、「すべての住宅」に設置が義務付けられている。○か✕か。
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2004年に消防法の改正がおこなわれ、戸建てを含めたすべての住宅において住宅用火災警報器(火災報知器)を設置することが義務となりました。
雷に遭遇した場合、鉄筋コンクリートの建物内は比較的安全な場所である。〇か×か。
鉄筋コンクリートの建築物、オープンカーを除く自動車、バス、列車の内部は比較的安全な空間です。反対に、グラウンドや砂浜などの開けた場所や、高い木の近くは危険ですから雷が鳴りだしたら速やかに安全な場所へ避難しましょう。
横浜市は、慶長型地震による津波をモデルに津波避難対象区域図を作成している。〇か×か。
横浜市では、市内に最大級の津波をもたらす地震として1605年に起きた「慶長型地震」をモデルとして想定されています。横浜市到達時の最大波高は5メートに迫ると想定され、その被害は、横浜駅周辺にも浸水が及ぶと予想されています。また、慶長地震は震度が小さいのに大きな津波が押し寄せる「津波地震」だったと考えられています。津波は揺れの大きさと比例しないことがあると認識しておきましょう。津波に対しては日頃の心構えと、避難方法および避難場所を知っておくことが重要です。
災害時に安否確認ができる災害用伝言ダイヤルの番号は「171」である。〇か×か。
災害用伝言ダイヤルとは、災害時に被災地への通信が増加し、つながりにくい状況になった場合に提供が開始される声の伝言板です。体験利用日も設けられているので、家族や友人、職場の方々と使い方を確認したり、災害時の安否確認方法を予め決めておくなど、日頃からいざという時に備えるようにしましょう。
大地震発生時は速やかに会社から自宅へ帰宅を開始することが望ましい。〇か×か。
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東日本大震災では、企業等の管理者から帰宅するよう指示があったことが、帰宅困難者を多く発生させた要因の一つとされています。そのため、横浜市では大規模災害発生時に従業員の一斉帰宅を抑制することを、事業者の努力義務とする条例が定められています。
地震発生時、エレベーターに乗っている場合、目的階に到着するまで身を低くして動かないことが望ましい。〇か×か。
地震発生時にエレベーターに乗っている場合は、すべての階のボタンを押して、停止した階で降りましょう。また、余震の可能性がある為、避難にエレベーターは使用しないでください。
横浜市には、災害時に飲料水を得ることができる給水所の場所を記した、「災害時給水マップ」が準備されている。〇か×か。
パソコンやスマートフォンから「災害時給水マップ」にアクセスすると、各区の災害時給水ポイントを調べることができます。「はまピョンマップ」や「ロケスマ」といって横浜市水道局が情報を提供しています。また、災害時給水マップは各区役所で受け取ることも可能です。災害時に備えて、おうちの近くの給水所を「はまピョンマップ」や「ロケスマ」で確認し活用しましょう。
ヤケドをしたら、できるだけ早く氷水に漬け込む。〇か×か。
やけどをしたときは、できるだけ早く、キレイな流水で十分に冷やすことが大切です。氷や氷水などによる長時間冷却は、冷えすぎてしまい、かえって悪くなることがあるので注意しましょう。また、衣類を着ている場合は、衣類ごと流水で冷やすようにしましょう。
風水害に見舞われた場合、避難に時間を要する人は、警戒レベル3で避難を開始する。〇か×か。
ご高齢の方や、乳幼児等、避難に時間を要する人とその支援者は、警戒レベル3で避難となります。また、警戒レベル4で全員避難となっていますが、安全な避難を可能にするためにも早めの避難を心がけましょう。なお、夜の避難は危険を伴うため、明るいうちに避難することが望まれます。
横浜市では、過去のある巨大地震を想定対象とし、被害想定をしている。このうち、最大震度7が想定されている巨大地震は元禄型地震である。〇か×か。
横浜市では、市内に最大の被害をもたらすとして「元禄型地震」が想定されています。モデルは1703年に起きた元禄地震です。もし、横浜でこの想定される揺れが起きた場合、想定避難者数は、577,000人とされています。あくまでも想定ですので、これよりも少ないかもしれませんが、多くなる可能性も十分に考えられます。そして、巨大地震が起きた時に自分の命を守れるのは自分です。いざという時に困らないよう、日ごろから備えることが大切です。