津波の到達が予測されるときは、必ず事前に津波警報が発表される。〇か×か。
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1993年の北海道南西沖地震のように、津波警報が発表される前に津波が到達した事例もあります。そのため、津波警報等や避難指示が出ていない場合でも、大きな揺れや長い揺れを感じたときは避難行動をとる心構えが重要です。
「自助」「共助」「公助」のうち、「自助」とは自分自身の身の安全を守ることですが、この中には家族も含まれる。〇か×か。
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「自助」には、自分自身だけではなく家族も含まれます。また、「共助」は、地域や近隣の人々と助け合うこと、「公助」は市役所や消防・警察による救助活動や支援物資の提供など、公的支援のことを言います。
救急車が呼ばれる原因として最も多いのは、「交通事故」である。○か✕か。
救急車が呼ばれる原因として最も多いのは、「急病」です。
消火器を使って消火する時は、炎や煙をねらって消火する。〇か×か。
燃えているものから3~5メートルくらい離れた場所から、炎と煙に惑わされることなく、燃えている火元をねらいます。手前からホウキで掃くようにホースを操作して消火してください。
横浜市は、慶長型地震による津波をモデルに津波避難対象区域図を作成している。〇か×か。
横浜市では、市内に最大級の津波をもたらす地震として1605年に起きた「慶長型地震」をモデルとして想定されています。横浜市到達時の最大波高は5メートに迫ると想定され、その被害は、横浜駅周辺にも浸水が及ぶと予想されています。また、慶長地震は震度が小さいのに大きな津波が押し寄せる「津波地震」だったと考えられています。津波は揺れの大きさと比例しないことがあると認識しておきましょう。津波に対しては日頃の心構えと、避難方法および避難場所を知っておくことが重要です。
雷に遭遇した場合、鉄筋コンクリートの建物内は比較的安全な場所である。〇か×か。
鉄筋コンクリートの建築物、オープンカーを除く自動車、バス、列車の内部は比較的安全な空間です。反対に、グラウンドや砂浜などの開けた場所や、高い木の近くは危険ですから雷が鳴りだしたら速やかに安全な場所へ避難しましょう。
災害時要援護者とは高齢者と乳幼児のみを対象とする。〇か×か。
災害時要援護者とは、高齢者や障害のある人、乳幼児や妊産婦など災害が起きたとき、何らかの支援が必要な人たちを対象とします。また、災害時には、ケガを負い、誰もが災害時要援護者になる恐れがあります。お互いが理解し合い、助け合うことが大切です。
地震発生から生死を分ける境と言われている日数は5日である。〇か×か。
地震発生から72時間。すなわち3日間が生死を分ける境と言われています。大地震発生時には、消防車・救急車がすぐに現場に駆け付けられるとは限りません。そんな時は、隣近所の助け合いが大きな力となります。日頃から、身近な人とコミュニケーションをとることが大切です。
横浜の市域は大部分の道がアスファルト道路などで覆われているため、内水氾濫しやすい。〇か×か。
答えは「○」です。横浜の市域は市街化の進展により、大部分がアスファルト道路に覆われ、雨水が地中に浸透しにくくなっています。このため、集中豪雨等により河川や下水の排水処理能力を超えた雨水は低い場所に集まり、短時間のうちに浸水の危険が高まりますので、雨の降り方には十分注意し、早めの判断・行動を心がけましょう。
ヤケドをしたら、できるだけ早く氷水に漬け込む。〇か×か。
やけどをしたときは、できるだけ早く、キレイな流水で十分に冷やすことが大切です。氷や氷水などによる長時間冷却は、冷えすぎてしまい、かえって悪くなることがあるので注意しましょう。また、衣類を着ている場合は、衣類ごと流水で冷やすようにしましょう。